ダムニェン・ワークショップ(ナンマ、トゥーシェー)、ダムニェン・ワークショップ(ドンレン)(各全6回)
本ワークショップは無事終了いたしました。参加してくださった皆様ありがとうございました。
2023年5月20日(土)より、アムド(東北チベット)出身のドゥクシャム・ツェランさんを講師に迎え、ダムニェン(チベットの伝統的な撥弦楽器)の経験者向けにナンマやトゥーシェーの歌や弾き方を学ぶ6回のワークショップと、アムド地方(東北チベット)の様式のドンレン(弾き語り)の歌や演奏などを学ぶ6回のワークショップを予定しております。ご参加をお待ちしております。
ダムニェンとは、チベット伝統撥弦楽器。6弦で三つの音で構成され、古典音楽や、民間音楽の伴奏楽器として、チベット音楽の中で重要な楽器です。

(1)ダムニェン・ワークショップ(ナンマ、トゥーシェー)(全6回)
- 日時:2023年5月20日(土)、27日(土)、6月10日(土)、17日(土)、24日(土)、7月1日(土)(予定) 15:30~17:00
ダムニェンの弾き方を学んだことがあり、楽譜(数字譜)を見て弾ける方向けに、ダムニェンを用いたナンマやトゥーシェーの曲のダムニェンでの弾き方と歌を学びます。
ナンマ、トゥーシェーにつきましては「カシミール風の調べを取り入れてややエキゾチックな響きをもつのがナンマならば、中央チベットの民謡をラサの都会風にアレンジしてできあがったのがトゥーシェーである。」との記載が「チベット文学と映画製作の現在セルニャ」Vol.2 p.110にあります。Vol.4にも説明があります。
ドゥクシャムさんは中央チベットのナンマやトゥーシェーは大学で開催されたワークショップで学んだ後、独学で学び、練習されてきたそうです。早く弾く部分もありますが、参加者のレベルを考慮しゆっくり目に弾いて教えられる予定です。
(2)ダムニェン・ワークショップ(アムド式弾き語りドンレン)(全6回)
- 日時:2023年5月20日(土)、27日(土)、6月10日(土)、17日(土)、24日(土)、7月1日(土)(予定) 17:30~19:00
ダムニェンの弾き方を学んだことがあり、楽譜(数字譜)を見て弾ける方向けに、他でははなかなか習う機会のないダムニェンを用いたアムド地方(東北チベット)の様式のドンレン(弾き語り)などの弾き方と歌を学びます。
ドンレンはアムド地方で、ダムニェンやマンドリンで演奏される弾き語りです。
楽譜は数字譜で記載され、チベット語の歌詞と読み方が付く予定です。歌詞の発音や歌詞の訳も説明します。楽譜が読めてゆっくり弾ける程度の初心者の方を考慮してゆっくり目に練習予定です。
基本的に1回で1曲を学ぶ予定ですが、最初に前の週などに習った曲の復習を行う場合がございます。
ドンレンやアムドのダムニェン事情につきましては、チベット文学と映画製作の現在セルニャVol.4にも記載がございます。
持ち物
ダムニェン持ち込み歓迎(購入、借用希望の方は備考・注意覧をご参照ください。)
講師:ドゥクシャム・ツェラン

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