カワチェン
手と耳と目で楽しむ昔話:「しかばねの物語」を中心に(2024/3/31)(満席)[協力イベント]

手と耳と目で楽しむ昔話:「しかばねの物語」を中心に

《ワークショップ みんなで作ろうしかばねアニメ》 10:00−12:00
《短編アニメーション連続上映》13:00–14:00
《トークイベント みんなで読もう「しかばねの物語」》14:30–17:00

イベント詳細は
手と耳と目で楽しむ昔話:「しかばねの物語」を中心に 案内ページをご参照ください。
共催
TUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)基幹研究「アジア・アフリカの言語動態の記述と記録:アジア・アフリカに生きる人々の言語・文化への深い理解を目指して」(DDDLing)
協力
カワチェン、のら書店、中島音楽室、チベット文学研究会
チベット医学教典『四部医典』根本部の原文解説オンライン講座(全六回)(2024/3/7~4/11)

チベット医学教典『四部医典』根本部の原文解説オンライン講座(全六回)

昨年開講したチベットの医学タンカの絵解き講座が好評だったチベット医の小川康さんによるチベット医学教典『四部医典』根本部の原文解説オンライン講座(全六回)を3月から4月にかけて開講いたします。ご参加をお待ちしております。

オンライン講座は原文、逐語訳、日本語を表示してzoomミーティングを使用して行います。質疑応答の時間も多少設けます。

また、当日受講できない方や、再度ご覧になられたい方、途中から参加された方向けに、アーカイブ視聴も一定期間(視聴開始後約10日程度)ご覧いただけるよう設定いたします。



講師より

メンツィカン(チベット医学大学)の授業では、チベット医学教典『四部医典』のチベット語原文を一語一語読み解きながら学んでいきます。本講座ではメンツィカンの授業をできるだけ忠実に再現し、根本部(四部医典の要約部)のチベット語原文を一語一語、丁寧に解説します。チベット語の素養がある方はもちろん、チベット語が初めての方のために、チベット語そのものを解説しながら進めていきますので、ぜひご参加ください。講義は短い休憩1回込みで約110分。質疑応答10分。合計2時間の予定です。


四部医典とは

チベット医学文化圏、すなわち『四部医典』を主要教科書として医師が教育され、四部医典に記された薬が処方される地域には現在は中国領内のチベット本土はもちろん、インド・ネパールのチベット亡命社会、ラダック・スピッティ・ムスタンなどヒマラヤ山岳地域、ブータン、モンゴル、ロシアのブリヤート共和国、カルムイク共和国などが含まれる。その地域はほぼチベット仏教の信仰圏と重なる。

四部医典は八世紀に四部医典の原型が医聖ユトクによって編纂されたが、時期尚早と判断されてサムエイ寺の柱の中に埋蔵された。11世紀に柱の中から取り出され、先代ユトクより13代目の子孫にあたる新ユトクが改編を加え、12世紀に現在の四部医典が完成したといわれている。正式名称は「甘露心経八科目秘密口伝の相承」。現代のA4書籍タイプに置き換えると767頁の分量にあたる。

四部医典はその名のとおり四つの部門から成り立ち、最初の「根本部」には医学の教えのあらましを、二番目の医典は「釈義部」といい、人体形成、解剖学、病理学、薬草学などが詳しく述べられている。三番目は「秘訣部」で具体的な診断法と治療法を述べ、四番目は「末尾部」で脈診と尿診の方法、製薬法などを扱っている。仏典の形式を踏襲し、全般に渡って九音節を一行とする九韻詩から成り立ち、分量はおよそ22万文字、24000行に登る。


(四部医典)

(四部医典を暗唱する学生)

(画面イメージ。実際の画質はもっとクリアです。説明箇所を指示しながら解説行う予定です。)


(サンプル動画)


内容(『四部医典』根本部)

第一回 第一章  序章  薬王城タナトゥク

第二回 第二章  対話の開始と四部医典156章の紹介

第三回 第三章  身体の構成と病の基本概念について

第四回 第四章  望診、触診、問診について

第五回 第五章  食事、生活、薬、外罨法、これら四つの治療法について

第六回 第六章  根本タントラを樹木に例えて復習する。
         メンツィカンで実際に出題された試験問題に挑戦!

日時

第一回~第六回 2024年3月7日(木)~4月11日(木)(予備日4月18日(木)*1) 19:30~21:30頃を予定
(3月7日(木)、14日(木)、21日(木)、28日(木)、4月4日(木)、4月11日(木)
(いずれか1日の都合が急に悪くなった場合の予備日を4月18日(木)とさせてください。)

(講義は短い休憩1回込みで約110分。質疑応答10分。合計2時間の予定)


参加費

(1)第一回~第六回参加 19,800円(1回あたり3,300円)

講師プロフィール

小川康
 

プロフィール 1970年富山県生まれ。薬剤師。1999年インド・ダラムサラに渡りチベット語を学ぶ。2002年、メンツィカン(チベット医学暦学院)に合格し入学。2009年チベット社会から医師として認められる。2013年早稲田大学文学学術院に入学。薬教育をテーマに研究を行う。2016年長野県上田市に「絵本とくすり 森のくすり塾」を開業する。
森のくすり塾主宰
森のくすり塾 主宰者(小川康)紹介ページ
著書:僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと(径書房)
チベット薬草の旅(森のくすり出版) 風の旅行社のホームページにて「小川 康の『ヒマラヤの宝探し~チベットの高山植物と薬草たち』」を好評連載中

[ご参考]チベットの医学タンカの絵解きオンライン講座  全12回(アーカイブ)

昨年1月~3月に行われたチベット四部医典の概念をタンカによって学ぶ「チベットの医学タンカの絵解きオンライン講座」は終了しておりますが、アーカイブ視聴でのオンライン受講が可能です。

詳細は、下記チベットの医学タンカの絵解きオンライン講座 全12回(期間限定アーカイブ視聴受講受付中)をご参照ください。

備考・注意

  • オンライン講座やアーカイブは受講者様お一人でご覧ください。また、録音、録画、撮影は禁止とさせていただきます。
  • 講義の途中に5分程度の休憩をはさみます。
  • 最後にテキスト(文章)で質問していただき、時間内に回答できる範囲で講師に回答していただく予定です。
  • アーカイブを視聴いただくにはgoogleアカウントの取得をお願いします。アーカイブ視聴希望の方は、gmailのご連絡をお願いいたします。講座後数日以内に開始し、視聴期間1週間程度の予定です。
  • アーカイブでは、質疑応答部分は映像ではなくテキスト(文字)のみになる可能性がございます。
  • 参加お申込みの方が一定以下の場合は、講座を中止させていただく場合がございます。
  • 講師、主催者側の都合により講座の内容や日程を変更または中止させていただく可能性がございます。変更させていただいた場合、その日に参加できない場合は、その回のキャンセルを申し受けます。

参加お申込み方法

  • カワチェンチベットホームページのトップページメニューある講座・イベント参加申込受付またはこちらよりお申込みください。
  • (2024年2月16日(金)までのお申込み状況により開講の有無を決定予定です。開講が決まった後は引き続き申込み受付予定です。)開講が決定いたしました。引き続きお申込み受付中です。

五感で感じるチベット医学 チベット医学・実践体感講座(2024/3/3)

本講座は無事終了いたしました。参加してくださった皆様、小川康さん、ありがとうございました。


五感で感じるチベット医学 チベット医学・実践体感講座

昨年1月から3月にチベット医学タンカの絵解き講座を行い、今年3月からチベット医学教典『四部医典』根本部の原文解説講座を開講予定ですが、今回は、より医学的、薬学的に実践し体感してもらうチベット医学講座です。

声に出して読経し、自分の体質を考え、薬草茶を試飲し、チベット薬の匂いを嗅ぎ、お香の薫りに包まれ、薬草湿布などを実践します。学び、触れて、語りあう講座です。

ルン・ティーパ・ベーケン、体質を考慮した3種類のお茶の試飲、薬草茶に用いられている薬草の解説、チベット薬の解説、ルン香(Tibetan Sorig Stress Incense)の体験と解説、ハーブ湿布や足浴での薬浴のお試し体験と解説などを行う予定です。


(写真はイメージです)

日時

2024年3月3日(日) 13:00~17:30(途中、休憩あり)
開場時間12:50

参加費

6,600円


会場:カワチェン(ここをクリック)



講師プロフィール

小川康
 

プロフィール 1970年富山県生まれ。薬剤師。1999年インド・ダラムサラに渡りチベット語を学ぶ。2002年、メンツィカン(チベット医学暦学院)に合格し入学。2009年チベット社会から医師として認められる。2013年早稲田大学文学学術院に入学。薬教育をテーマに研究を行う。2016年長野県上田市に「絵本とくすり 森のくすり塾」を開業する。
森のくすり塾主宰
森のくすり塾 主宰者(小川康)紹介ページ
著書:僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと(径書房)
チベット薬草の旅(森のくすり出版) 風の旅行社のホームページにて「小川 康の『ヒマラヤの宝探し~チベットの高山植物と薬草たち』」を好評連載中

備考・注意

  • 参加人数には定員があり、定員に達した後はお申込みを締め切らせていただきます。
  • 参加お申込みの方が一定以下の場合は、講座を中止させていただく場合がございます。
  • 講師、主催者側の都合により講座の内容や日程を変更または中止させていただく可能性がございます。

参加お申込み方法

  • カワチェンチベットホームページのトップページメニューある講座・イベント参加申込受付またはこちらよりお申込みください。
  • 2024年2月16日(金)までにのお申込み状況により開講の有無を決定予定です。開講が決まった後は引き続き申込み受付予定です。
  • 締め切り前でも定員になりましたら、受付を締め切らせていただきます。
  • 講座・イベント参加申込受付のページからのお申し込みがうまく行かない場合は、講座・イベント参加申込受付記載の方法にてメールにてご連絡ください。

チベット伝統仏画ワークショップ お釈迦さまを線画で描こう(2024/2/4,25,3/17)

東北チベット、アムドで長年タンカ(チベット仏画)を修行し、多くのお弟子さんに教えられてきたタンカ絵師のジグメジャムツォさんを講師に迎えチベットの伝統的な仏画で描かれるお釈迦さまのお顔やお身体を鉛筆で描くワークショップを開催予定です。

最初にタンカやタンカに関する体験などを(チベット語から日本語に通訳しながら)語っていただいた後、鉛筆を用いた線画でお釈迦さまのお顔や着衣していないお身体を、それぞれ基準線なしと基準線ありでじっくり描きます。

続けてのご参加をお薦めいたしますが、いずれか1回の参加も可能です。

チベット伝統仏画ワークショップ お釈迦さまを線画で描こう

日時:
1回目 お釈迦さまのお顔を描く
2024年2月4日(日) 13:00~18:00
(開場は12:50を予定、途中休憩あり)


2回目 お釈迦さまの(着衣していない)お身体を描く
2024年2月25日(日) 13:00~18:00
(開場は12:50を予定、途中休憩あり)


3回目 着衣のお釈迦さまを描く
2024年3月17日(日) 13:00~18:00
(開場は12:50を予定、途中休憩あり)
(3回目のみのご参加も可能です。)

ジグメ・ジャムツォさんの描かれた仏画

 

お釈迦さま線画

 
お釈迦さま*(仏画一部)
(*:ワークショップでは線画で描きます)


白ターラー菩薩(クリックで拡大)



四臂観音(クリックで拡大)


参加費

2回参加:11,880円(1日あたり5,940円)(当日会場にてお支払いください)
1回参加: 5,940円(当日会場にてお支払いください)

定員

12名(予定)


持ち物

2B,B程度の鉛筆。消しゴム。
30cm定規
紙はA4の用紙をお配りしますが、ご使用のA4サイズ以上のスケッチブックがあればそれを持ってきていただいても結構です。


講師:ジグメ・ジャムツォ

   

青海省黄南チベット族自治州同仁県(レプコン)に生まれ、13歳からタンカ絵師に師事し5年間タンカのデッサンを学びしっかりとした基礎を身につけたのち、叔父や著名なタンカ絵師からタンカを学ぶ。18歳で出家して、チベット仏教の仏教経典、戒律、定法、儀軌、修行などの修行も系統的に学ぶ。独立してタンカを描き、多くの弟子に教える。(2000年にNHKでも紹介された)全長618mのタンカ制作に参加したり、寺院の壁画や仏画、四部医典タンカなど多数のタンカの制作を行う。個展開催や受賞歴複数。2018年に還俗したが、仏教を捨てず、現在もタンカを描くことを修行の一つとしている。


会場:カワチェン(ここをクリック)


備考・注意:

  • 教室での喫煙、録音、録画、撮影はお断りします。
  • おつりのないように持ってきていただけると助かります。
  • イベントのさまたげになる行為、他の方のご迷惑と考えられる行為などがあった場合など、他の方の参加に影響があると考えられる場合など主催者側の判断で参加をお断りさせていただいたり退出をお願いさせていただく場合がございます。
  • 参加人数には定員があり、定員に達した後はお申込みを締め切らせていただきます。
  • 参加お申込みの方が一定以下の場合は、講座を中止させていただく場合がございます。
  • 講師、主催者側の都合により講座を変更または中止させていただく可能性がございます。


参加お申込み方法

  • カワチェンチベットホームページのトップページメニューある講座・イベント参加申込受付またはこちらよりお申込みください。
  • 第3回目は2024年3月8日(金)までのお申込み状況により開講の有無を決定予定です。開講が決まった後は定員になるまで引き続き申込み受付予定です。
  • 定員になりましたら、受付を締め切らせていただきます。
  • 講座・イベント参加申込受付のページからのお申し込みがうまく行かない場合は、講座・イベント参加申込受付記載の方法にてメールにてご連絡ください。(ページからのお申込みが優先されます)

みんなで作ろう灯火(ともしび)アニメーション(2024/1/7)

本イベントは無事終了いたしました。参加してくださった皆様、パクパジャプさん、ありがとうございました。

昨年、今年とチベットの伝統図案を描き方を教えてくださった東北チベット(アムド)出身のアーティスト、パクパジャプさんを講師に迎え、参加者が炎のモチーフを線画と水彩絵具で描き、講師に灯火(または灯明)アニメーション(作品)に仕上げていただくワークショップを行います。

上手く作れたら、作ったアニメーション(作品)は講師のパクパジャプさんが他の機会にインスタレーションなどで使わせていただくかもしれません。

ワークショップの最後にはパクパジャプさんの短編アニメーション作品やチベットの映像作品などの上映も予定しています。


みんなで作ろう灯火(ともしび)アニメーション

日時:2024年1月7日(日) 13:00~18:00(開場は12:50を予定、途中休憩あり)

[参考]タンカ(チベット伝統仏画)における炎の線画イメージ例:
 

[参考](デジタルで描いた)灯火の絵の一例:
 
(当日は水彩で描くためイメージは多少異なります)

チベットの映像作品の1カット
 


当日の主な流れ

  • 講師がアニメーションに用いる絵の描き方の解説
  • 参加者が絵を線画で描いてから、水彩絵具で彩色
  • 講師が参加者の絵のスキャンデータとあらかじめ用意した音源をもとにパソコンで専用アプリケーションを用いて灯明(または灯火)アニメーション(作品)制作
    (編集の様子はスクリーンに映すなどしてご覧いただけます)
  • 出来上がったアニメーション(作品)を視聴
  • パクパジャプさんの短編アニメーション作品や映像作品を上映・鑑賞

参加費

5,940円(当日会場にてお支払いください)

定員

8人(予定)


持ち物

水彩絵具*、筆(線画用0号程度筆と色付け用6号程度筆)またはボールペン(線画用)と筆(色付け用6号程度筆)、2BまたはBの鉛筆。消しゴム。
(下の図は、色付け用6号筆とボールペン、色付け用6号筆、1:線画用0号筆・2:ボールペン(線画を筆で書くのが難しい場合))
こちらでも簡易的なものを用意しますが、お持ちであれば絵具を溶くパレットもご持参ください。
*:水彩絵具をお持ちでない方向けにこちらで用意した水彩絵具を共有で使っていただけます。


講師:パクパジャプ

 

東北チベット、アムド出身。中学、高校時代にチベットの僧院でチベット仏画とスケッチを学び、美術専門の塾で水彩画、デッサン、スケッチなどを学んだ後に、美術大学で絵画の技術を学ぶ。来日後は、アナログ技法やアニメーション、デジタル技法を学ぶ。個展開催や受賞歴複数。

「チベット高原の大自然で生まれ育ち、15歳からチベットの伝統絵画(タンカ)、デッサン、油絵、水彩画を学んできたので、様々な技法で描くことができ、絵を描くことが大好きです。将来はチベットの民話や美しい自然と、日本で学んだ技術を融合させた独自の表現方法でアニメーションを制作する目標を持っています。 また、チベット語、中国語、日本語の3つの言語を駆使し、国の境界を越えて、世界中から愛される作品をつくりたいという強い意志を持っています。(パクパジャプ)」

SNS
X(twitter) @phakpa898

Instagram @phakpa_kyap2


会場:カワチェン(ここをクリック)


制作したgifアニメーション
 


チベット詩と音楽の夕べ(トーク・朗読・演奏・歌)
 ―『チベット女性詩集』刊行記念

本イベントは無事終了いたしました。参加してくださった皆様、海老原さん、ドゥクシャムさん、ゲストの方々、ありがとうございました。

『チベット女性詩集』の刊行を記念して、翻訳者の海老原志穂さんがゲストとともにチベットの詩や本書について語ります。チベット人アーティストのドゥクシャム・ツェランさんによる、チベットの歌の歌唱・演奏もありますので詩の朗読とともにお楽しみください。


[2023年10月15日追記]
『チベット女性詩集』が日本翻訳家協会の2023年度日本翻訳家協会賞の「翻訳特別賞」を受賞されました。 おめでとうございます。
日本翻訳家協会 2023年 日本翻訳家協会賞

[2023年12月09日追記]
海老原志穂さんが:「チベット女性詩の翻訳・紹介とその発展に関する文学史的研究」で、第17回「平塚らいてう賞」を受賞されました。おめでとうございます。
第17回「平塚らいてう賞」受賞者を決定

   

その他ゲストの方々の朗読や参加者全員で朗読を楽しむ時間も企画しています。

詩と音楽を楽しむ夕方のひととき、みなさまのご参加をお待ちしております。



チベット詩と音楽の夕べ(トーク・朗読・演奏・歌)
 ―『チベット女性詩集』刊行記念

  • 日時:2023年6月18日 (日) 16時~18時頃
  • 参加費:2,000円、書籍『チベット女性詩集』(定価2,200円)付き参加費はお得な3,800円

ご来場プレゼント

『チベット女性詩集』のカバー・スケッチ・カットを描いた漫画家・蔵西さんのオリジナル・ポストカード2枚
 

主な内容(予定)

トーク

  • チベットと詩 (海老原さん、ドゥクシャム・ツェランさん)
  • チベットにおける女性詩 (海老原さん)
  • 『チベット女性詩集』の表紙、収録されたスケッチについて (蔵西さん)

詩の朗読、歌唱、演奏

  • 『チベット女性詩集』の詩の日本語訳、チベット語での朗読 (海老原さん、カンラさん他、一部、ドゥクシャム・ツェランさんによるダムニェンの演奏付き)
  • そのほかのチベット詩の日本語訳、チベット語での朗読
  • ドゥクシャム・ツェランさんによるチベットの歌の歌唱・演奏

   

海老原志穂さんプロフィール

東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。
現在、チベット文学、チベット語方言を研究。共訳書に『チベット幻想奇譚』(春陽堂書店)、『ダライ・ラマ六世恋愛詩集』(岩波書店)、著書に『アムド・チベット語文法』(ひつじ書房)など。
research map 海老原 志穂

[ゲスト]ドゥクシャム・ツェランさんプロフィール

東北チベット、アムド出身。遊牧民の家庭に生まれ、伝統音楽に親しんで育ち、幼い頃から歌手になることが夢だった。大学では音楽を専攻し、積極的にさまざまなコンサートに参加し、優秀な成績をおさめる。現在は東京音楽大学大学院修士課程にて民族音楽を専攻。
Instagram(歌唱・演奏映像あり), twitter(歌唱・演奏映像あり)

[ゲスト]カンラさんプロフィール

東北チベット、アムド出身。音楽家の家庭に生まれ、チベット音楽や芸能、映画に親しんで育つ。舞台で演奏などを行いながら、北京の大学を卒業。大学院進学を目指し2022年に来日。

[ゲスト]蔵西さんプロフィール

漫画家・絵地図作家。漫画『月と金のシャングリラ』(イーストプレス)、『ペルシャの幻術師』(司馬遼太郎・原作/文芸春秋)など。 2021年、『月と金のシャングリラ』が、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品となる。







(当日の写真 撮影:村上裕也)

会場:カワチェン(ここをクリック)

東京都文京区大塚5-1-17 護国寺ロイアルハイツ B1-A
東京メトロ有楽町線 護国寺(一番出口)より徒歩約6分、丸ノ内線 新大塚駅より徒歩約6分


ダムニェン・ワークショップ(ナンマ、トゥーシェー)、ダムニェン・ワークショップ(ドンレン)(各全6回)

ダムニェン・ワークショップ(ナンマ、トゥーシェー)、ダムニェン・ワークショップ(ドンレン)(各全6回)

本ワークショップは無事終了いたしました。参加してくださった皆様ありがとうございました。

2023年5月20日(土)より、アムド(東北チベット)出身のドゥクシャム・ツェランさんを講師に迎え、ダムニェン(チベットの伝統的な撥弦楽器)の経験者向けにナンマやトゥーシェーの歌や弾き方を学ぶ6回のワークショップと、アムド地方(東北チベット)の様式のドンレン(弾き語り)の歌や演奏などを学ぶ6回のワークショップを予定しております。ご参加をお待ちしております。

ダムニェンとは、チベット伝統撥弦楽器。6弦で三つの音で構成され、古典音楽や、民間音楽の伴奏楽器として、チベット音楽の中で重要な楽器です。

 

(1)ダムニェン・ワークショップ(ナンマ、トゥーシェー)(全6回)

  • 日時:2023年5月20日(土)、27日(土)、6月10日(土)、17日(土)、24日(土)、7月1日(土)(予定) 15:30~17:00

ダムニェンの弾き方を学んだことがあり、楽譜(数字譜)を見て弾ける方向けに、ダムニェンを用いたナンマやトゥーシェーの曲のダムニェンでの弾き方と歌を学びます。

ナンマ、トゥーシェーにつきましては「カシミール風の調べを取り入れてややエキゾチックな響きをもつのがナンマならば、中央チベットの民謡をラサの都会風にアレンジしてできあがったのがトゥーシェーである。」との記載が「チベット文学と映画製作の現在セルニャ」Vol.2 p.110にあります。Vol.4にも説明があります。

ドゥクシャムさんは中央チベットのナンマやトゥーシェーは大学で開催されたワークショップで学んだ後、独学で学び、練習されてきたそうです。早く弾く部分もありますが、参加者のレベルを考慮しゆっくり目に弾いて教えられる予定です。

(2)ダムニェン・ワークショップ(アムド式弾き語りドンレン)(全6回)

  • 日時:2023年5月20日(土)、27日(土)、6月10日(土)、17日(土)、24日(土)、7月1日(土)(予定) 17:30~19:00

ダムニェンの弾き方を学んだことがあり、楽譜(数字譜)を見て弾ける方向けに、他でははなかなか習う機会のないダムニェンを用いたアムド地方(東北チベット)の様式のドンレン(弾き語り)などの弾き方と歌を学びます。

ドンレンはアムド地方で、ダムニェンやマンドリンで演奏される弾き語りです。

楽譜は数字譜で記載され、チベット語の歌詞と読み方が付く予定です。歌詞の発音や歌詞の訳も説明します。楽譜が読めてゆっくり弾ける程度の初心者の方を考慮してゆっくり目に練習予定です。

基本的に1回で1曲を学ぶ予定ですが、最初に前の週などに習った曲の復習を行う場合がございます。

ドンレンやアムドのダムニェン事情につきましては、チベット文学と映画製作の現在セルニャVol.4にも記載がございます。

持ち物

ダムニェン持ち込み歓迎(購入、借用希望の方は備考・注意覧をご参照ください。)

講師:ドゥクシャム・ツェラン

 

東北チベット、アムド出身。遊牧民の家庭に生まれ、伝統音楽に親しんで育ち、幼い頃から歌手になることが夢だった。大学では音楽を専攻し、積極的にさまざまなコンサートに参加し、優秀な成績をおさめる。現在は東京音楽大学大学院修士課程にて民族音楽を専攻。(2024年3月に修了)

Instagram(歌唱・演奏映像あり), twitter(歌唱・演奏映像あり)

ご参考:ドゥクシャム・ツェランさん出演ライブ(2024年3月24日(日)18:00-


2024年3月24日夕方に下北沢LownにてギタリストのファルコンとのDUOライブの第4弾として、2 SIDES IVライブの開催が予定されています。前回とても素晴らしく、今回さらに進化し、新しい曲も演奏されるのではと思います。お薦めいたします。
「2024年3月24日、ギタリストのファルコンさんと下北沢Lownで、「2SIDES IV」というライブを開催します。 ファルコンさんの独自のギター音楽と私のオリジナル曲やチベットの伝統音楽を融合した音楽をお楽しみいただけます。ご興味のある皆さまのご来場をお待ちしています。」(ドゥクシャム・ツェラン)

 
出演:ドゥクシャム・ツェラン(vocal, dram-nyen)&ファルコン(guitar)
時間: 3月24日(日) 17:30開場 18:00開演
予約: 03-6407-1919 info@lown.jp
チャージ:予約3000円/当日3500円 +1Drink:600円
場所:下北沢Lown 東京都世田谷区北沢2-34-8北沢KMビル3階

ご参考:ドゥクシャム・ツェランさん歌唱・演奏動画



東京音楽大学 大学院 音楽研究科 音楽文化研究専攻 2023年度 多文化音楽研究領域 演奏会(yotuube)
https://www.youtube.com/watch?v=bWS5DxZLfnc&t=3273s
アシャン・ロロ チベット民謡、アマレホ チベット古典音楽

会場:カワチェン(ここをクリック)

GWのチベット民謡ワークショップ(全6回)

GWのチベット民謡(歌唱)ワークショップ(全6回)(終了)

本ワークショップは無事終了いたしました。参加してくださった皆様ありがとうございました。

アムド(東北チベット)出身で大学で声楽を学ばれ、現在大学院で民俗音楽を専攻されているドゥクシャム・ツェランさんを講師に迎え、ゴールデンウィークに、チベットの民謡を歌う全6回のワークショップを行う予定です。参加をお待ちしております。

GWのチベット民謡(歌唱)ワークショップ(全6回)

  • 日時:2023年4月29日(土)、30日(日)、5月3日(水)、4日(木)、6日(土)、7日(日)(予定) 10:45~12:15

チベットの「ナンマ」*、「トゥーシェ」*、アムド地方や他の地方の民謡などを聴いて、歌詞の意味や発音、歌いかたのコツなどを学び、歌ってみるワークショップです。曲によっては、先生がダムニェンを弾かれるかもしれませんが、参加者の方たちには歌のみ体験していただく予定です。
*:「カシミール風の調べを取り入れてややエキゾチックな響きをもつのがナンマならば、中央チベットの民謡をラサの都会風にアレンジしてできあがったのがトゥーシェーである。」(チベット文学と映画製作の現在セルニャVol.2 p.110より))


講師:ドゥクシャム・ツェラン

 

会場:カワチェン(ここをクリック)

チベットの伝統図案ワークショップ ~雲・花を線画で描き、彩色してみよう(2023/5/3,5/4)(終了)

チベットの伝統図案ワークショップ ~雲・花を描き、彩色してみよう

本ワークショップは無事終了いたしました。参加してくださった皆様ありがとうございました。

タンカの背景などに描かれるチベットの伝統図案のうちシンプルな雲・花の描き方を学び、鉛筆で下書した後で、線を筆と墨で描き、水彩絵具で彩色してみるワークショップを開催予定です。

講師はタンカ(チベット仏画)や西洋絵画を学んだのち日本でアニメーション等を学ばれた東北チベット、アムド出身のパクパジャプさんです。

昨年12月、今年1月に行った講座のお手本とは異なります。昨年12月、今年1月に行った講座のお手本の描き方を動画で学び描かれた絵を添削するオンライン講座は下記ご参照ください。


1日目 雲を線画で描き、水彩絵具で彩色してみる

日時:2023年5月3日(水) 13:00~17:30(開場は12:50を予定、途中合計30分程度の休憩あり)


2日目 花を線画で描き、水彩絵具で彩色してみる

日時:2023年5月4日(木) 13:00~17:30(開場は12:50を予定、途中合計30分程度の休憩あり)
第2回講座の後には、パクパジャプさんの最新のアニメーション作品などを鑑賞予定です。

   

(画像は当日の画題とは多少異なる場合がございます)



持ち物

水彩絵具*、筆(線画用0号程度筆と色付け用6号程度筆)またはボールペン(線画用)と筆(色付け用6号程度筆)、2BまたはBの鉛筆。消しゴム。(下の図は、色付け用6号筆とボールペン、色付け用6号筆、線画用0号筆とボールペン(線画を筆で書くのが難しい場合))
こちらでも簡易的なものを用意しますが、お持ちであれば絵具を溶くパレットもご持参ください。
*:水彩絵具をお持ちでない方向けにこちらで用意した水彩絵具を共有で使っていただけます。


講師:パクパジャプ

 

東北チベット、アムド出身。中学、高校時代にチベットの僧院でチベット仏画とスケッチを学び、美術専門の塾で水彩画、デッサン、スケッチなどを学んだ後に、美術大学で絵画の技術を学ぶ。来日後は、アナログ技法やアニメーション、デジタル技法を学ぶ。個展開催や受賞歴複数。

「チベット高原の大自然で生まれ育ち、15歳からチベットの伝統絵画(タンカ)、デッサン、油絵、水彩画を学んできたので、様々な技法で描くことができ、絵を描くことが大好きです。将来はチベットの民話や美しい自然と、日本で学んだ技術を融合させた独自の表現方法でアニメーションを制作する目標を持っています。 また、チベット語、中国語、日本語の3つの言語を駆使し、国の境界を越えて、世界中から愛される作品をつくりたいという強い意志を持っています。(パクパジャプ)」


会場:カワチェン(ここをクリック)



(当日の写真)

チベットの伝統図案を線画で描こう(オンライン講座)

チベットの伝統図案を線画で描こう(オンライン講座)

タンカの背景などに描かれるチベットの伝統図案のシンプルな線画のお手本の画像(PDF,jpg)をお送りし、描き方を動画で学んでいただき、描かれたものを添削してお返しするオンライン講座です。

添削はオンラインではなく、描いた絵の写真またはスキャン画像を送っていただき、講師が添削し、適宜コメントを付けたものを返送する形となります。(返送まで多少時間をいただく場合がございます。)

こちらの講座のお手本は昨年12月、今年1月に行った「チベットの伝統図案を学ぼう(その1)」講座と同じもので、お手本の線画を描く部分を視聴し、描いたものを講師が添削する形式のオンライン講座になります。

講師はタンカ(チベット仏画)や西洋絵画を学んだのち日本でアニメーション等を学ばれた東北チベット、アムド出身のパクパジャプさんです。


(1)シンプルな雲、水、火を線画で描こう

シンプルな雲、水、火のお手本の線画を描き方を動画で学び、お手本を見ながら描いてみる。添削付き。
   
(上の図はイメージで、描く教材とは異なります。)


(2)シンプルな花、蕾(つぼみ)、葉、木を線画で描こう

シンプルな花、蕾(つぼみ)、葉、木のお手本の線画の描き方を動画で学び、お手本を見ながら描いてみる。添削付き。
 

(上の図はイメージで、描く教材とは異なります。)



ご用意いただくもの

2BまたはBの鉛筆。消しゴム。

持ち物

2BまたはBの鉛筆。消しゴム。

講師:パクパジャプ

 

東北チベット、アムド出身。中学、高校時代にチベットの僧院でチベット仏画とスケッチを学び、美術専門の塾で水彩画、デッサン、スケッチなどを学んだ後に、美術大学で絵画の技術を学ぶ。来日後は、アナログ技法やアニメーション、デジタル技法を学ぶ。個展開催や受賞歴複数。

「チベット高原の大自然で生まれ育ち、15歳からチベットの伝統絵画(タンカ)、デッサン、油絵、水彩画を学んできたので、様々な技法で描くことができ、絵を描くことが大好きです。将来はチベットの民話や美しい自然と、日本で学んだ技術を融合させた独自の表現方法でアニメーションを制作する目標を持っています。 また、チベット語、中国語、日本語の3つの言語を駆使し、国の境界を越えて、世界中から愛される作品をつくりたいという強い意志を持っています。(パクパジャプ)」


百薬繚乱 ~チベット・ヒマラヤの薬草~ オンライン講座 全3回(期間限定アーカイブ視聴受講受付中)

百薬繚乱 ~チベット・ヒマラヤの薬草~ オンライン講座 全3回

本オンライン講座は終了しておりますが、(新規の質問は、受け付けておりませんが、)今からでもお申込みいただければ薬草紹介と質疑応答をアーカイブにて一定期間(入金確認後、3講座とも約1か月程度)視聴可能です。2024年6月末位までを予定しております。

チベット・ヒマラヤの雄大な風景、人々の素朴な営みや、学生たちによる薬草採集体験の写真などを交えながら、ヒマラヤの青いケシ、雪蓮花、冬虫夏草、セイタカダイオウ、トリカブトなどなど、馴染み深いものから、珍しいものまで毎回約30種、計百種類の薬草を一気に紹介します。

オンライン講座はzoomミーティングを使用して行います。写真などをお見せしながら解説し、質疑応答の時間も多少設ける予定です。また、当日受講できない方向けに、アーカイブ視聴も一定期間可能です。ご参加をお待ちしております。

 
 

日時

(第一回~第三回 2023年4月6日(木)、4月13日(木)、4月20日(木) 20:00~21:30頃)

参加費

第一回~第三回参加 8,250円(1回あたり2,750円)



講師プロフィール

小川康
 

プロフィール 1970年富山県生まれ。薬剤師。1999年インド・ダラムサラに渡りチベット語を学ぶ。2002年、メンツィカン(チベット医学暦学院)に合格し入学。2009年チベット社会から医師として認められる。2013年早稲田大学文学学術院に入学。薬教育をテーマに研究を行う。2016年長野県上田市に「絵本とくすり 森のくすり塾」を開業する。
森のくすり塾主宰
森のくすり塾 主宰者(小川康)紹介ページ
著書:僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと(径書房)
チベット薬草の旅(森のくすり出版) 風の旅行社のホームページにて「小川 康の『ヒマラヤの宝探し~チベットの高山植物と薬草たち』」を好評連載中

備考・注意

  • オンライン講座やアーカイブは受講者様お一人でご覧ください。また、録音、録画、撮影は禁止とさせていただきます。
  • オンライン講座はzoomミーティングを使用して行います。
  • 途中に5分程度の休憩をはさみます。また、最後にテキスト(文章)で質問していただき、時間内に回答できる範囲で講師に回答していただく予定です。
  • アーカイブを視聴いただくにはgoogleアカウントの取得をお願いします。アーカイブ視聴希望の方は、gmailのご連絡をお願いいたします。講座後数日以内に開始し、視聴期間10日程度の予定です。
  • アーカイブでは、絵解き部分を除く冒頭や質疑応答部分は映像ではなくテキスト(文字)のみになる可能性がございます。
  • 本講座はオンラインのため、お申込み時にお振込み先をご連絡します。講座開始日以前にお支払いお願いいたします。
  • 参加人数には定員があり、定員に達した後はお申込みを締め切らせていただきます。
  • 参加お申込みの方が一定以下の場合は、講座を中止させていただく場合がございます。
  • 講師、主催者側の都合により講座の内容や日程を変更または中止させていただく可能性がございます。変更させていただいた場合、その日に参加できない場合は、その回のキャンセルを申し受けます。

参加お申込み方法

  • カワチェンチベットホームページのトップページメニューある講座・イベント参加申込受付またはこちらよりお申込みください。
  • 締め切り前でも定員になりましたら、受付を締め切らせていただきます。
  • 申込み後でも開講前のキャンセルは可能です。お申込みされて、受講を中止される場合は必ず申込み受付メールへの返信で、メールにてご連絡お願いいたします。
  • 講座の性質上、受講者様側での機器や回線のトラブルによりオンラインで受講できなかった場合の返金はございません。アーカイブにてご覧ください。
  • 講座・イベント参加申込受付のページからのお申し込みがうまく行かない場合は、講座・イベント参加申込受付記載の方法にてメールにてご連絡ください。

チベットを感じてみよう チベットの古い映像上映とチベット音楽コンサート(大坂)

チベットを感じてみよう チベットの古い映像上映とチベット音楽コンサート(大坂)(終了)

本イベントは盛況のうちに無事終了いたしました。お越しいただいた方々、出演してくださった方々、お手伝いしてくださった方々、広報に協力いただいた方々、ありがとうございました。

昨年10月開催の「チベット文化に触れよう」イベント(下方参照)で特に好評だったチベットの古い映像上映とコンサート企画を是非関西でという声があり大阪にてさらにバージョンアップして「チベットの古い映像上映とチベット音楽コンサート」を2023年3月26日に開催いたします。

また事前予約制でチベットの味を味わっていただく「チベット味わいセット」の先着順で限定数のご提供も予定しております。ご参加をお待ちしております。

直前の3月25日(土) 午後5時から京都市にて本コンサートと出演者が重なる「心の響き ドゥクシャム・ツェラン Live in Kyoto」も開催されます。(下方参照)

チベットの古い映像上映とチベット音楽コンサート

日時:2023年3月26(日) 15:00~(開場は14:30を予定)
参加費:予約・当日2,500円(学生割引1,500円)(+チベット味わいセット1,200円)
会場:ナムのひろば文化会館(正福寺内)(下方に地図あり)
 

(1)チベットの古い映像上映

 上映映像:「ヒマラヤを越えてチベットへ」(約30分)

 ドイツのシェーファー探検隊が撮影した1939年頃の映像、白黒、無声
 チベット高原、チベットの宗教行事、チベットの人々の生活と民俗芸能を上映。最初と上映中に簡単な解説付き。(解説はカワチェン主宰 ケルサン・タウワが行います。)

       

(当日の写真)

 

(2)チベット音楽コンサート

東北チベットアムド地方の無拍節で歌われる伝統民謡「ル」をはじめ、チベットの伝統の曲、現代の曲、オリジナル曲などを「その歌声を聴くとまるで自分がチベットにいるように感じられる」といわれるドゥクシャム・ツェラン1人、あるいはチベットの音楽になじみの深いゲストの方々と歌唱・演奏予定です。また、昨年10月のチベット音楽ミニ・コンサートに比べ、曲数も多く、より多くのバリエーションのチベットの音楽をお届け予定です。お越しをお待ちしています。





(当日の写真)
(撮影:村上裕也)

前半ではアムド地方の「ル」を含むチベットの民謡、後半ではオリジナル曲などが関西在住のアーティスト、研究者の方々と披露されました。ルは中島さんのキーボード、森さんの篠笛の伴奏とともに披露されました。

◎ドゥクシャム・ツェラン(うた、チベットの伝統撥弦楽器ダムニェン、ギターなど)

東北チベット、アムド出身。遊牧民の家庭に生まれ、伝統音楽に親しんで育ち、幼い頃から歌手 になることが夢だった。大学では音楽(声楽)を専攻し、積極的にさまざまなコンサートに参加し、 優秀な成績をおさめる。現在、東京音楽大学修士課程にて民俗音楽を専攻。

(撮影:村上裕也)


歌唱・演奏動画(2022年10月)
 
ドゥクシャム・ツェラン ドトゥ(ドディ) (離れるとき、去るとき) ダイジェスト
 
ドゥクシャム・ツェラン アムドの民謡 ル アシャンロロ ダイジェスト

SNS
Instagram
twitter

◎川辺ゆか(うた、ダムニェン)

  様々な土地を訪れ時間をかけ宝物のように拾い集められた音楽を伸びやかに澄んだ歌声で奏で、国境や 時代、時空を超えて人々を魅了する。日本・チベット・東地中海・アイルランド等の歌をレパートリーにダム ニェンで自ら伴奏も行う。日本以外にもオランダ、ベルギー、オーストリア、エクアドルなどで演奏を行う。篠笛奏者、森美和子と「歌林」(かりん)というユニット名でも活動。


◎森美和子(篠笛)

  篠笛奏者。ソロ公演や、音楽家、舞踊家、美術家などと競演。また、日本各地の民俗芸能を見聞し学び、その笛の音色を現代の音楽として生かすべく模索を続ける。京都・大阪で篠笛教室を主宰。岩手県北上市の 民俗芸能団体「岩崎鬼剣舞」を師匠とする「京都鬼剣舞」で笛方をつとめる。一噌幸弘(能楽)、上村藤枝(奄美民謡)、藤田周次郎(日本民謡)各氏に師事。


◎中島光一朗(キーボード)

  90年代半ばより舞踏公演や‘お祭り’のスタッフとして薪を割り丸太を運ぶ傍ら、00年「岡野弘幹with 天空 オーケストラ」キーボード奏者としてキャリアをスタート。近年は作曲業に邁進。ヒガシマルうどんスープ CMソングなど怪作多数。ドゥクシャム・ツェランのダムニェン講座門下生。


◎中原美和(ダムニェン)

  2000年より、通算で約5年、現地の演奏家たちに師事しチベットの伝統楽器とされるダムニェンの各地の 演奏法を学んでいる。北インドで中央チベットの楽曲を中心に学んだのち、2012年より東北チベット・ア ムド地方への訪問を始め、アムド地方特有の弾き語り音楽であるドンレンの調査、収集を行った。現在、神 戸大学大学院修士課程に在学、民俗音楽学を専攻。


◎ケルサン・タウワ(映像解説)

チベット文化を紹介するカワチェン主宰、チベット語教室の講師、チベット語関連書籍の編集・執筆、 チベット語の翻訳・通訳などを行う。

(3)チベット味わいセットご提供(3月22日まで事前予約制)(限定数)

チベットを味わっていただくため、ライブ終了後、(フードロスを防ぐために)予約制でチベット料理とお菓子、お茶をご提供させていただきます。
・シャパレ(肉入り揚げパン)*
・カプセ(クッキーに近いチベットの揚げ菓子)
・バター茶
以上3種セットで1,200円
*:当初、トゥクパ(すいとん・ほうとうのような麺料理)を予定しておりましたが、準備の都合によりシャパレ(肉入り揚げパン)変更させていただきます。フライヤーの内容と異なり申し訳ございません。

会場:ナムのひろば文化会館(正福寺内)

大阪府池田市石橋4丁目15-14
(阪急宝塚線・大坂モノレール 蛍池駅から徒歩8分)
TEL072-761-5552(行き方に関するお問い合わせ)

(クリックすると大きく表示)



参加お申込み・チベット味わいセット予約方法

こちらのイベントは終了いたしました。


[関連イベント]

སེམས་ཀྱི་འགྱུར་ཁུག 心の響き ドゥクシャム・ツェラン Live in Kyoto

本イベントは盛況のうちに無事終了いたしました。
[フライヤー情報]
東北チベットアムド地方の無拍節で歌われる伝統民謡「ル」をはじめ、チベットの伝統の曲、現代 の曲、オリジナル曲、日本の曲などを、「その歌声を聴くとまるで自分がチベットにいるように感じ られる」と言われるドゥクシャム・ツェラン1人、あるいはチベットの音楽になじみの深いゲストの 方々と歌唱・演奏予定です。お越しをお待ちしています。




(当日の写真)
(撮影:村上裕也)


日時:2023年3月25日(土)17:00~
チャージ:予約2500円、当日3000円(+要オーダー)
会場ビーガン・ベジカフェ&バー gorey cafe
京都府京都市左京区浄土寺西田町82-1 TEL075-203-6296
(京阪電気鉄道・叡山電鉄 出町柳駅から徒歩15分、バス停「銀閣寺道」(204番など)そば)

出演者・ゲスト

◎ドゥクシャム・ツェラン(うた、チベットの伝統撥弦楽器ダムニェン、ギターなど)
ゲスト
◎川辺ゆか(うた、ダムニェン)
◎森美和子(篠笛)
◎中島光一朗(キーボード)
*:プロフィールは上記「>チベットの古い映像上映とチベット音楽コンサート」イベントの出演者・ゲスト欄をご参照ください。

予約

こちらのイベントは終了いたしました。

(カワチェンで広報のお手伝いをしているため、フライヤーが3月26日のイベントのフライヤーと酷似しております。)
初心者向け・経験者向けダムニェン講座(ワークショップ)(各全6回)(お申し込み終了)

初心者向け・経験者向けダムニェン講座(ワークショップ)(各全6回)

本講座は終了いたしました。ゴールデンウィークに初心者向けダムニェンワークショップとチベット民謡ワークショップ、5月20日から経験者向けワークショップを開催予定です。上記をご参照ください。

アムド(東北チベット)出身のドゥクシャム・ツェランさんを講師に迎え、2023年3月より、ダムニェン(チベットの伝統的な撥弦楽器)の簡単な弾き方や、ダムニェンを用いた弾き語りの歌や演奏などを学ぶ6回の講座(ワークショップ)を予定しております。経験者向けダムニェン講座ではなかなか習う機会のないアムド地方の弾き語りなどを教えていただく予定です。ご参加をお待ちしております。

ダムニェンとは、チベット伝統撥弦楽器。6弦で三つの音で構成され、古典音楽や、民間音楽の伴奏楽器として、チベット音楽の中で重要な楽器です。

 

初心者向けダムニェン講座(ワークショップ)(全6回)(お申し込み終了)

  • 日時:2023年3月11日(土)、18日(土)、4月1日(土)、8日(土)、15日(土)、22日(土)(予定) 15:30~17:00

初めての方や、学んだことはあるがまだあまりよく弾けない方、基礎から学びたい向けに、ダムニェンの弾き方の基礎と、チベットの簡単な曲の弾き方を学びます。

経験者向けダムニェン講座(ワークショップ)(全6回)(お申し込み終了)

  • 日時:2023年3月11日(土)、18(土)日、4月1日(土)、8日(土)、15日(土)、22日(土)(予定) 17:30~19:00

ダムニェンの弾き方を学んだことがあり、楽譜(数字譜)を見て弾ける方向けに、ダムニェンを用いたアムド地方(東北チベット)の様式のドンレン(弾き語り)などの歌と弾き方を学びます。(まだ習った経験はないが受講を希望される方はご相談ください。)

持ち物

ダムニェン持ち込み歓迎(購入、借用希望の方は備考・注意覧をご参照ください。)
課題曲の楽譜を見ながら弾くのに、バインダーや小さい譜面台のようなものがあると便利です。
弦のチューニング用にスマートフォンのチューナーアプリや、楽器に取り付けられるチューナーがあると便利です。

講師:ドゥクシャム・ツェラン

 

会場:カワチェン(ここをクリック)


チベットの医学タンカの絵解きオンライン講座 全12回(期間限定アーカイブ視聴受講受付中)

チベットの医学タンカの絵解きオンライン講座  全12回

本オンライン講座は終了しておりますが、(新規の質問は、受け付けておりませんが、)今からでもお申込みいただければ絵解きと質疑応答部分をアーカイブにて一定期間視聴可能です。2024年6月末位までを予定しております。

2013年に開催して好評だったチベット医の小川康さんによるチベットの医学タンカの絵解き講座を来年1月~3月にオンラインで開講いたします。地方在住の方、前回の講座をご存じなかった方、再度受講されたい方、前回一部のみ参加の方などなど、ご参加をお待ちしております。

オンライン講座はzoomミーティングを使用して行います。絵解き図を表示し、説明箇所を指示しながら解説行い、質疑応答の時間も多少設けます。また、当日受講できない方や、再度ご覧いになられたい方向け、アーカイブ視聴も一定期間(講座後約10日程度)ご覧いただけるよう設定いたします。



講師より

本講座の第一回~第四回では絵解き図をテキストに用いて、チベット医学教典『四部医典』の根本部門を学ぶとともに、薬草、仏教、歌、風習など多様なチベット文化の世界にみなさまをご案内します。本講座では絵解き図をテキストに用いて、チベット医学教典『四部医典』の根本部門を学ぶとともに、薬草、仏教、歌、風習など多様なチベット文化の世界にみなさまをご案内します。
その後第五回~第十二回でも絵解き図をテキストに用いて、チベット医学教典『四部医典』の論説部・秘訣部・結尾部で語られていることをみてゆきます。各回、各タンカの概要を説明するとともに、いくつかのタンカを中心に説明する予定です。なお書かれている内容はおおよその予定であり、多少内容が変わったり、説明する回が多少ずれる可能性がございます。


(絵解き時の画面イメージ。絵解き図(のみ)と講師の顔を表示し、説明箇所を指示しながら解説行う予定です。)


(ご参考:2013年の絵解き講座の様子。)

『四部医典』根本部

第一回 医学タンカ1番「薬王城タナトゥク」 ~チベット医学と仏教世界~*(1月5日(木))
第二回 医学タンカ2番「身体構成の樹木」  ~健康と不健康~(1月12日(木))
第三回 医学タンカ3番「診断の樹木」    ~望診、脈診、尿診~(1月19日(木))
第四回 医学タンカ4番「治療の樹木」    ~食事、行動、薬、外科療法~(1月26日(木))
*:風の旅行社のサイトで小川さんが連載されているヒマラヤの宝探しの第66回タナトゥク ~医学の小さな物語~でタンカ1番について書かれています。

『四部医典』論説部

第五回 タンカ5番~18番 懐胎図と人の類型
「人の懐胎から出産」を中心に身体の成り立ちを学ぶとともに、輪廻転生を基本とするチベット人の思想に触れます。

第六回 タンカ19番~24番 夢判断と食事療法
「夢診断・診断に際しての吉兆」を中心にチベット社会の風習を学びます。

第七回 タンカ25番~35番 チベット医学に用いる生薬
チベット医学に用いる薬草、鉱物、動物薬の用い方と、生薬配合の法則について学びます。

第八回 タンカ36番~39番 病の診断、医師の倫理
「医者の徳性」から、多面的な文化の中で熟成される患者と医師との信頼関係について学びます。

『四部医典』秘訣部

第九回 タンカ40番~46番 様々な病の治療法
六種類の熱病(未熟、空虚熱、隠蔽、増大、慢性、混濁熱)の治療法を中心に、消化不良など様々な病の治療法について学びます。

第十回 タンカ47番~55番 悪霊と精神医学
悪霊の章を中心にチベットの精神医学について学びます。

『四部医典』結尾部

第十一回 タンカ56番~68番 脈診、尿診
脈診、尿診とともに病院で処方される薬について学びます。

第十二回 タンカ69番~80番 チベットの名医
総括の章を中心に、過去・現在の偉大な名医を紹介します。

日時

第一回~第十二回 2023年1月5日(木)~3月23日(木) 20:00~21:30頃を予定

3回に分けてお申込みを受け付けます。
(1)第一回~第四回 2023年1月5日(木)~1月26日(木) 20:00~21:30頃を予定
(2)第五回~第八回 2023年2月2日(木)~2月23日(木) 20:00~21:30頃を予定
(3)第九回~第十二回 2023年3月2日(木)~3月23日(木) 20:00~21:30頃を予定(1周程度変更可能性あり)

参加費

(1)第一回~第四回参加 11,000円(1回あたり2,750円)

(2)第五回~第八回参加 11,000円(1回あたり2,750円)
(3)第九回~第十二回参加 11,000円(1回あたり2,750円)


講師プロフィール

小川康

プロフィール 1970年富山県生まれ。薬剤師。1999年インド・ダラムサラに渡りチベット語を学ぶ。2002年、メンツィカン(チベット医学暦学院)に合格し入学。2009年チベット社会から医師として認められる。2013年早稲田大学文学学術院に入学。薬教育をテーマに研究を行う。2016年長野県上田市に「絵本とくすり 森のくすり塾」を開業する。
森のくすり塾主宰
森のくすり塾 主宰者(小川康)紹介ページ
著書:僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと(径書房)
チベット薬草の旅(森のくすり出版) 風の旅行社のホームページにて「小川 康の『ヒマラヤの宝探し~チベットの高山植物と薬草たち』」を好評連載中

備考・注意

  • オンライン講座やアーカイブは受講者様お一人でご覧ください。また、録音、録画、撮影は禁止とさせていただきます。
  • オンライン講座はzoomミーティングを使用して行いますが、細かい絵を表示するためパソコンまたはタブレットでの受講を推奨いたします。
  • 途中に5分程度の休憩をはさみます。また、最後にテキスト(文章)で質問していただき、時間内に回答できる範囲で講師に回答していただく予定です。
  • アーカイブを視聴いただくにはgoogleアカウントの取得をお願いします。アーカイブ視聴希望の方は、gmailのご連絡をお願いいたします。講座後数日以内に開始し、視聴期間1週間程度の予定です。
  • アーカイブでは、絵解き部分を除く冒頭や質疑応答部分は映像ではなくテキスト(文字)のみになる可能性がございます。

参加お申込み方法

チベットの伝統図案を学ぼう(その1)(終了)

チベットの伝統図案を学ぼう(その1)

本講座は終了いたしましたが、今講座のお手本の線画を描く部分を視聴し、描いたものを講師が添削する形式のオンライン講座を開講いたします。詳細は上記「チベットの伝統図案を線画で描こう(オンライン講座)」をご参照ください。

タンカの背景などに描かれるチベットの伝統図案の作画例や描き方を学び、描いてみる講座を開催いたします。

講師はタンカ(チベット仏画)や西洋絵画を学んだのち日本でアニメーション等を学ばれた東北チベット、アムド出身のパクパジャプさんです。

今回はまず2回の入門編ですが、今後もいろいろなモチーフや技法の講座を考えております。ご参加をお待ちしております。


第1回 雲、水、火などの表現と描き方

雲、水、火などの作画例や描き方を学び、シンプルなものを紙に線画で描いてみる。
   
(上の図はイメージで、当日使う教材とは異なります。)
日時:2022年12月17日(土) 16:00~18:00(開場は15:50を予定)


第2回 花、葉、木などの表現と描き方

花、葉、木などの作画例や描き方を学び、シンプルなものを紙に線画で描いてみる。
 

(上の図はイメージで、当日使う教材とは異なります。)
日時:2023年1月7日(土) 16:00~18:00(開場は15:50を予定)
(当初予定:2022年12月24日(土) 16:00~18:00でしたが変更になりました)
(開場は15:50を予定)

参加費

2日参加で6,000円(1日のみ参加の場合は3,500円)

定員

12名(予定)


持ち物

2BまたはBの鉛筆。消しゴム。

講師:パクパジャプ

東北チベット、アムド出身。中学、高校時代にチベットの僧院でチベット仏画とスケッチを学び、美術専門の塾で水彩画、デッサン、スケッチなどを学んだ後に、美術大学で絵画の技術を学ぶ。来日後は、アナログ技法やアニメーション、デジタル技法を学ぶ。個展開催や受賞歴複数。

「チベット高原の大自然で生まれ育ち、15歳からチベットの伝統絵画(タンカ)、デッサン、油絵、水彩画を学んできたので、様々な技法で描くことができ、絵を描くことが大好きです。将来はチベットの民話や美しい自然と、日本で学んだ技術を融合させた独自の表現方法でアニメーションを制作する目標を持っています。 また、チベット語、中国語、日本語の3つの言語を駆使し、国の境界を越えて、世界中から愛される作品をつくりたいという強い意志を持っています。(パクパジャプ)」

会場:カワチェン(ここをクリック)



(当日の様子)
チベット文化に触れよう(終了)



チベット文化に触れよう

བོད་ཀྱི་རིག་གནས་ལ་རོ་མྱང་བགྱིའོ།

本イベントは無事終了いたしました。ご参加くださった方々、出演くださった方々、お手伝いくださった方々、宣伝に協力してくださった方々本当にありがとうございました。

2022年10月9日(日)午後、10月10日(月・祝)午前・午後に新宿歴史博物館にて「チベット文化に触れよう」というテーマでチベット音楽ミニ・コンサート、チベット関係映像の解説付上映などを予定しております。ご参加をお待ちしております。

主催は違いますが、当イベント直前の10月8日や10月9日午前にも同じ会場で「チベット現代文学フェス2022」が予定されていますので、ぜひこちらにも併せてご参加ください。


A.チベットの古い映像上映とチベット音楽ミニ・コンサート

日時:2022年10月9日(日) 14:45~(開場は14:20を予定(当初14:30から変更させていただきます。すみません。)*
参加費:2,000円(学生割引**1,000円)
*:映像上映が終わる15:15頃までの入場をお願いいたします。
**:お申込み時に「割引」オプションで「学生割引」を選択の上、当日受付で学生証をご提示ください。
 

A.1 チベットの古い映像上映

 上映映像:「ヒマラヤを越えてチベットへ」(約30分)

 ドイツのシェーファー探検隊が撮影した1939年頃の映像、白黒、無声
 チベット高原、チベットの宗教行事、チベットの人々の生活と民俗芸能を上映。最初と上映中に簡単な解説付き。(解説はカワチェン代表ケルサン・タウワが行う予定です。以下同様)

       
 

A.2 チベット音楽ミニ・コンサート[お薦め]

 出演者:ドゥクシャムツェラン
 東北チベット、アムド出身。遊牧民の家庭に生まれ、伝統音楽に親しんで育ち、幼い頃から歌手になることが夢だった。大学では音楽を専攻し、積極的にさまざまなコンサートに参加し、優秀な成績をおさめる。現在は音楽大学の大学院修士課程にて民族音楽を専攻。
 

 ダムニェン(チベットの弦楽器)を用いたチベットの伝統的な曲の弾き語り、アムドの伝統的なル*(唄、山歌)、ギターやキーボードなどを用いた現代的な曲などを予定。
*:ル:「一定の明確な拍子のない「唄」である。基本的には楽器の伴奏を伴わずに歌われることが多い。よく日本の追分節に似ていると言われる。その多くはかなり高音で歌われる。」(下記セルニャVol.4 p.51より)
(チベットの歌舞曲の「ナンマ」、「トゥーシェ」や「ル」に関しては『チベット文学と映画制作の現在 SERNYA (セルニャ)』Vol.2に、チベットの伝統音楽やアムドにおけるダムニェン事情や「ナンマ」、「トゥーシェ」などに関して、『チベット文学と映画制作の現在 SERNYA (セルニャ)』Vol.4に記事が掲載されています。)

今回イチ推しのイベントです。まるでチベットやヒマラヤが見えるかのような本当に素晴らしい響きと言われる歌声と演奏を是非聴きにいらしてください。

当日の様子

   
(写真:村上裕也)[村上裕也 あるくみち](チベットの写真あり)

ご感想(一部)

"とても素晴らしかったです。都会の真ん中で、天にも届きそうな、突き抜けるような歌声を聞いて、自分がどこにいるのかわからなくなったほどでした。"

"民族音楽も大変好きでしたが、生演奏を聴くのは初めてでしたので、今回のコンサートは感動して酔いしれていました。お声も、楽器の音色も大変美しく、本当に良い経験になりました。民族固有の、崇高な音楽を、どうか後世に遺していただきたいと思いました。涙でじんわりと目が熱くなりました。"

"本当に、透き通る様な美しい歌声で、チベットの壮大な高原を、風に乗ってどこまでも駆け抜けて行く様な感じがしました。"


B.チベット文字の世界(トーク(解説)と映像上映)

日時:2022年10月10日(月・祝) 10:30~(開場は10:15を予定)
参加費:1,000円
チベット文字や習字にまつわる話、チベット文字の書体の種類、木版や写本のチベット大蔵経の例、美しいチベット文字の書き方(書道、チベット文字カリグラフィー)の例などを紹介し、複数の書体の文字を書く映像を上映予定。


ウチェン書体チベット文字


ウメ書体チベット文字


ウメ書体チベット文字


[おまけ]ランツァ文字

当日の様子

 

ご感想(一部)

"チベット文字にも様々な種類があることがわかり大変興味深かったです。今後チベット文字を書いてみようと思います。"
"一部の知識はありましたが、まとめてストーリー立ててお聞きすることで勉強になりました。"


C.チベット仏教の宗教舞踊(チャム)映像上映

日時:2022年10月10日(月・祝) 14:30~(開場は14:15を予定)*
*:9日午後と開始時間が異なりますのでご注意ください。
参加費:1,000円
インドにあるチベット仏教寺院でのツェチュと呼ばれる祭りなどの宗教舞踊(チャム)の映像を上映。宗教舞踊(チャム)や楽器、各踊りなどについての解説付き。
舞場の聖化、八忿怒尊によるトゥンガムの舞、猟師の舞、聖者の舞、骸骨を模したドゥルダの舞、シャナク(黒帽子)の舞、パドマサンバヴァの八変化相による舞いなどが行われていますが多少して上映いたします。
写真はツェチュのチャムのものですが、違う場面が上映される場合がございます。最新の映像ではなく、映像がハイビジョンなどのように鮮明ではないと思いますが、ご了承ください。




当日の様子

 

ご感想(一部)

"チャムの映像はテレビなどで観る機会があり、興味を持っていました。今回、出演者の説明や意味などを面白く聞かせていただきました。"
"チャムの貴重な映像をフルで拝見でき、とても勉強になりました。"

当日は、カワチェンで出版した『現代チベット語会話Vol.1』、『現代チベット語会話Vol.2』、『現代チベット語会話Vol.1』CD、『現代チベット語会話Vol.1』CD、『チベット語の般若心経 対訳と解説(CD付き)』、共著の『ニューエクスプレスプラス チベット語』《CD付》(白水社)カワチェン・ネットショップで取り扱っているチュンチュンprojectの「チベット柄マスキングテープ Tibet◆暮らしと自然」、「日本×チベット オリジナル手ぬぐい」なども会場後方に置かせていただきますので、よろしければご覧ください。(少数販売用にもご用意予定)

会場:新宿歴史博物館 講堂(2F)

https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/guidance/91/
東京都新宿区三栄町22番地
(東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」より徒歩8分、都営新宿線「曙橋駅」より徒歩8分)


過去(2019年以前)のイベント
2019年6月1日 『アムド・チベット語文法』刊行記念トークイベント 海老原 志穂さんが語るアムド・チベット語の世界
2018年12月9日 ラシャムジャさん、星泉さんと『雪を待つ』について語ろう
2017年5月21日 角幡唯介トークイベント「探検すること、取材すること、文章を書くこと」
2017年3月20日 星 泉さんが語る「★チベット語をはじめよう★」
2017年3月20日 江本嘉伸さん講演会「西蔵漂泊 チベットに潜入した10人の日本人」
2016年9月4日 チベット医・薬剤師 小川康さんの「チベット、薬草の旅 ~お話と体験と実践~」
2016年5月22日 山口瑞鳳博士が語る「チベットと私」
2015年11月29日 ニチャン・リンポチェが語る「思い出のチベット」と1939年頃チベットフィルム上映
2015年10月4日 講演会「チベットと日本の現代史 もう一つの戦後70年」西川一三、野元甚蔵さんが生き抜いた時代を考える 講師:江本嘉伸
2014年11月8日 講演『チベット建築・寺院巡礼』 講師:大岩昭之
2014年7月20日、21日 アムド・チベット語 超基礎講座 講師:海老原志穂
2014年2月~4月 カワチェン チベット仏画(タンカ)展 - 仏画をとおしてチベット仏教に触れる 関連講演
・講演「チベット仏教美術の世界 - 仏画(タンカ)を中心に」講師:田中公明
・講演「チベット仏教美術の世界 - カルマ・カギュー派の祖師とカルマ・ガルディ派の絵師」 講師:田中公明
・講演「チベット仏教美術の世界 - チベットの釈迦仏伝図」 講師:田中公明
・「チベット仏画絵解き講座 - 六道輪廻図とチベット仏教」講師:津曲真一
・「チベット仏画絵解き講座 - グル・リンポチェの八変化図」 講師:津曲真一
2013年11月 「チベット医学・実践体感講座」講師:小川康
2013年3月~4月 「医学タンカの絵解き講座(『四部医典』論説部・秘訣部・結尾部より)」講師:小川康
2013年3月 ドキュメンタリーフィルム上映会 「素顔のチベット医学」解説:小川康
2013年2月 チベット医学集中講座 ~チベットの薬草・医学タンカの絵解き講座~
・チベットの薬草と文化 ~五感で感じるチベット医学~ 講師:小川康
・医学タンカの絵解き講座(『四部医典』根本部)(第一回~第四回)講師:小川康
2011年10月1日(土) 角幡 唯介スライドトーク『雪男は向こうからやって来た』
2010年11月28日(日) 角幡 唯介 スライドトーク『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』
2009年7月6日(月) 「チベット人僧侶による曼荼羅ミニ・ワークショップ」
2009年2月7日(土) 講演「チベットの薬草と薬」小川康(チベット医学暦法学大学 チベット医)
2008年10月17日~11月9日 Feel TIBET チベットを感じてみよう

Copyright (c) 2022 Kawachen. All Rights Reserved.